同棲では、お互いの立場によって注意点が異なります。
一言で「同棲」といっても「学生同士の同棲」と「社会人同士の同棲」は意味が違います。
「男性側が社会人・女性側が学生」というパターンもあります。
「男性側が学生・女性側が社会人」というパターンもあるでしょう。
どの同棲も実現可能ですが、最も注意したいのは「男性側が学生・女性側が社会人」というパターンです。
もちろんこのパターンでも結婚は可能ですが、ほかの同棲パターンより落とし穴が大きいため、十分な注意が必要です。
「女性を働かせて金品を貢がせているだらしない男性」という関係にならないように注意しましょう。
悪気はなくても、いつの間にかそうなっている場合があります。
女性が社会人だと、男性は女性の精神面・収入面を頼って、依存関係に陥りやすい傾向があります。
それを許してしまう、女性もいます。
年下の彼を見ていると「彼を応援したい。私が支えなければいけない」という母性をくすぐるのかもしれません。
もちろん女性が男性を応援するのはいいですが、限度があります。
お互いの立場や年齢に差があっても、協力関係が大切です。
依存関係に陥らないよう、ルールや役割分担をきちんと決め、運用しておくことをおすすめします。
男性がまだ学生なら、これから就職活動が控えているはずです。
女性なりに男性の就職活動を応援すると喜ばれるでしょう。
ただし、男性の就職や自立を支援するなら、甘やかさない程度が大切です。
できる範囲の応援はいいですが、何もかも貢ぐような支援姿勢はよくありません。
女性の応援が実れば、男性が社会人になって将来しっかり稼いでもらえるはずです。
男性に自立してもらいたいなら、しっかり苦労を経験させることも大切です。
男性が成長する機会を、女性が奪いすぎないように注意してください。
彼が立派になっていくことで、同棲もうまくいきます。
女性の年齢が高い場合、妊娠のリミットに注意が必要です。
女性には、妊娠のリミットがあります。
一般的に30代になると、妊娠能力の低下が目立ち始め、30代中盤以降は顕著です。
同棲をした結果、別れることになれば、ダメージが大きいのは女性側です。
きちんと同棲の期限を決めておき、後悔しない同棲になるよう心がけることが大切です。
したがって、社会人女性が学生と同棲をするなら、妊娠リミットを意識しておくことが大切です。
男性側が学生なら、まだ具体的な将来計画は考えにくいかもしれませんが、大まかでもいいので考えておくといいでしょう。
一般的に男性は、若い女性を好みます。
将来別れることがないよう、愛着でしっかり結ばれた関係を保つよう心がけておきましょう。