同棲では、多くのルールを作ります。
2人が一緒に暮らす生活では、好き勝手に生活するわけにはいきません。
共通のルールを作ると、いちいち考えたり相談したりする手間が省けます。
掃除の仕方・服の畳み方・ごみのまとめ方など、多くのルールを作ることになるでしょう。
共通のルールを作ると、摩擦も減って、快適な生活が実現できます。
1つ屋根の下で2人が快適に過ごすためにも、ルールを作り、きちんと守っていくことが大切です。
しかし、ルールを作れば作るほど、仕事や制限を増やすことになります。
仕事が増えると、ストレスも増えます。
自由が制限されると、息苦しくなります。
「強制されている」「束縛されている」「押し付けられている」という感覚が強くなる。
時には「サボりたい」という惰性心が生まれるのではないでしょうか。
そういうとき、ルールに対する考え方を変えると、気持ちが楽になります。
「ルール」を「自分との約束」と言い換えてみてください。
「自分との約束」と思えば、やらされている感じが減り、モチベーションを保ちやすくなるでしょう。
自発的な心が強くなり、やる気も出てくるはずです。
ルールを守るのは、あくまで自分のため。
自分を裏切らないためには、ルールを守るしかありません。
自分を喜ばせるために、ルールを守る。
自分を成長させるために、ルールを守る。
1つずつルールを守るたびに約束が果たされ、自己肯定感も高まります。
意識を変えるだけでいいのです。
「ルール」と思うから、つらくなります。
「自分との約束」と思えば、楽になるのです。