半同棲の生活費について、基本的な考え方をご紹介します。
もちろん以下の例は、あくまで一例です。
生活費の折半の仕方は、半同棲の状況だけでなく、2人の収入によっても変わります。
半同棲であっても、お金に関するルールだけは、きちんと決めておくほうがトラブルを防げます。
どれもデリケートな内容ですが、曖昧にせず、きちんと決めておくことをおすすめします。
半同棲における生活費の中で最も重要なのが、家賃です。
部屋の契約者に全額支払ってもらうことも可能ですが、半同棲なら、家賃の一部を出しておくほうがいいでしょう。
週に何日も寝泊まりさせてもらっているのですから、いくらか支払うのがマナーです。
支払う割合は、泊まる頻度に応じて考えます。
家賃に関しては、次の3つを決めておくと安心です。
家賃は、生活費の中で最も比重が大きいため、きちんと決めておくことをおすすめします。
半同棲で一気に高くなるのが、水道光熱費です。
水道光熱費には、ガス代も含めて考えます。
料理で電気やガスを使ったり、シャワーを浴びる頻度が多かったりすると、2倍以上跳ね上がることもあります。
季節に応じて使用量や使用頻度が変わりますが、2人の使い方に応じて大まかに決めておくといいでしょう。
2人で1台のパソコンを共有するなら、インターネットの通信費は、使用状況に応じて支払う割合を決めるといいでしょう。
携帯電話については、キャリアの乗り換えや料金プランを見直すと、むしろ安くなる場合もあります。
別々に食事をする場合、自分の分は自分で出すのが無難です。
2人で一緒に料理を作るなら、折半が基本です。
ただし食費は、食材ごとに値段が違ったり、好き嫌いで食べる量が変わったりするでしょう。
食事は、人によって考え方が違うため、細かい点は2人で話し合っておくことをおすすめします。
あまり細かいことにこだわらない考え方も大切です。
公共の交通機関を利用するなら、特に折半は必要ないでしょう。
難しく考えず、自分の分は自分で出すのが基本です。
ただし、相手の車やバイクを借りることがあるなら、ガソリン代くらいは出すといいでしょう。