すべての半同棲が幸せな結果を迎えるとは限りません。
中には、悲しい結果に終わることもあるでしょう。
半同棲を通して相手と相性を確認した結果「結婚できない」と判断したら、解消です。
半同棲の解消は、一般的な同棲の解消より容易ではありますが、油断は禁物です。
半同棲であっても、いいかげんな解消の仕方をすると、やはりこじれることがあります。
引き際が肝心です。
半同棲を解消するなら、次の3つのポイントを心がけましょう。
喧嘩であろうと何であろうと、感情的になって、急な解消はよくありません。
ある日突然いなくなったり、荷物を持って急に家を飛び出したりするのは、できるだけ避けたい終わり方です。
暴力や虐待など緊急性がある場合を除いて、半同棲の解消は、冷静な話し合いから始めるのが得策です。
2人の余裕があるタイミングに、半同棲を解消したいことを伝えましょう。
いきなり話し始めるのではなく、きちんと話し合いの場を設けて伝えるほうがいいでしょう。
「とにかく半同棲を解消する」と自分の主張だけ言い張るのではなく、丁寧に事情を話したうえで解消したい旨を伝えましょう。
相手が納得してくれなくても、冷静を保って話を続けます。
別れ際がこじれると、生活費の日割り計算などの話し合いがしにくくなるだけでなく、嫌な思い出までできてしまいます。
きちんと理由を説明して、相手の同意を得てから、半同棲の解消をするのが得策です。
半同棲の解消で重要なのが、お金に関することです。
家賃や水道光熱費など、お金を出さないまま同棲解消をするのはよくありません。
きちんと金額を計算して、必要な支払いを済ませたうえで同棲を解消します。
もし2人でお金を出し合って購入したものがあるなら、どちらが引き取るか話し合いましょう。
ペットに関しては、命を持った生き物なので、慎重に話し合ってください。
原因が何であれ、最後はきちんと感謝を伝えてから終わりにしましょう。
最後に暴言を吐いたり悪態をついたりするのは、社会人としてふさわしくない態度です。
短い期間であっても、幸せな半同棲生活を築けたのは事実です。
たとえ喧嘩をして険悪な仲になっていたとしても、最後はきちんと感謝を伝えるのが礼儀です。
今までのことに感謝を伝えてから別れると、余韻のよい終わり方ができます。