自分の緊張を笑われたとき、不機嫌になっていませんか。
「こんなに頑張っているのに笑うなんてひどい」
「真剣に頑張っているのに、なぜみんな笑うのだろう」
「恥ずかしさに耐えているのに、人ごとだと思っている」
自分が緊張した様子を笑われると、やはりいい気持ちはしません。
いらいらしたりふてくされたりするでしょう。
中には怒りを感じる人もいるかもしれません。
しかし、どんなに人から笑われても、不機嫌にならないことです。
不機嫌になると、心に負の感情が生まれます。
ストレスが増大して、心を傷つけることになる。
ますます緊張が感じやすくなり、あがり症が悪化するのです。
すねたり怒ったりした様子を見せるのは、子どもがだだをこねているのと同じこと。
何の役にも立ちません。
自分の緊張を笑われても、不機嫌にならないことです。
緊張の苦労と努力を理解されなくても、ふてくされない。
たとえ緊張を大笑いされたとしても、無視することが大切です。
むしろもっと強気に考えたほうがいい。
「自分の変な姿が人の笑いに役立っている」「周りの人を幸せにさせている」と思うくらいのほうが、心も楽になります。
「笑ってくれてありがとうございます」と思うくらい、寛大な心を持つことです。
笑われても、不機嫌な様子を1つも見せない人が、真の大人です。