嘘でもいいから、自分は一番偉い人間だと思い込みましょう。
スピーチでもプレゼンでも、多くの聴衆がいるでしょう。
大勢がいる中で、自分が一番偉い人間だと思うだけでいい。
もちろん実際はそうでないかもしれません。
自分より偉い人もいれば、優秀な人もいるでしょう。
年上もいれば、肩書の高い人もいるでしょう。
キャリアの長い人もいれば、尊敬する人もいるでしょう。
むしろ自分が一番偉くない人物かもしれません。
しかし、自分の立場や肩書などはいったん忘れます。
正しい自分のステータスはいったん目をつぶり、あくまで自分が一番偉いと思い込む。
「私は一番偉い人間だ」
「最も博識なのは自分だ」
「ほかの誰より自分は優秀」
「みんな、尊敬のまなざしで私を見ている」
「みんな、私の発表を早く聞きたがっている」
自分が一番偉い人間だと思うと、高い場所から周りを見下ろしているような感覚になるでしょう。
自然と心に余裕ができ、堂々とできるようになる。
緊張の苦しみが和らぎ、リラックスできるようになるのです。
自己暗示の力の1つですが、大いに利用する価値はあります。
嘘でもいいから、思い込んだ人の勝ちです。
迷惑をかけるような思い込みはよくありませんが、これはあくまで発表に役立つ思い込みです。
自分を強くさせるために、時には思い込みも必要です。
自分は一番偉い人間だと思い込むと、人から見られるのが、不快から快感に変わるようになります。
一度この快感を知ってしまうと、癖になるかもしれません。