寝坊をした。
無駄遣いをしてしまった。
締め切りに間に合わなかった。
言いすぎて、相手を傷つけてしまった。
誤解や思い込みのせいで、迷惑をかけてしまった。
こんなとき「何て自分はダメな人間なのだろう」と自分を責めてしまいます。
いい年をした大人が、ささいなミスを犯してしまうと、惨めな気分を味わいます。
自分に「人間失格」のレッテルを貼りたくなるでしょう。
しかし、いつまでも落ち込んでばかりいるのは建設的ではありません。
出るはずの元気が出なくなり、落ち込みからの回復を妨げるだけ。
責めすぎるのは精神的によくありません。
時間も無駄に過ぎるだけです。
自分を責めてばかりでは、神経を消耗して、ますます自信をなくします。
人なら誰でも間違いを犯します。
「人間なのだから仕方ない」
そう思えば、気持ちも楽になります。
あなたが今しなければいけないのは、自分を許すことです。
しっかり落ち込んで反省が終われば、そろそろ自分を許してあげましょう。
「十分落ち込んだ。反省はもう終わり。さあ、次に行こう」
明るい言葉を自分に言い聞かせましょう。
とやかく言わず、素直に自分を許してあげたほうが、気持ちも楽になります。