「かっこよく見られたい」
「かっこよくしなければいけない」
そう思う時点で、自分に自信がない証拠です。
自分の能力や価値に十分ではないと思い、おどおどしています。
心の状態は、自然と表情や態度に表れます。
自分の弱みやコンプレックスは一瞬でも見せてはいけないと思い、窮屈な生活を送っています。
まだ実力が不足しているため、油断できない状態です。
「何が何でも、かっこよく見せよう」と意気込んでしまうのです。
では、本当に実力がある人はどうするか。
本当に実力がある人は、あえてかっこ悪く演じることができます。
むしろかっこ悪いことをしたいと思うようになります。
わざと負けたり、弱みを見せたり、悪役を演じたりできます。
どれだけ笑われても平気です。
「本気を出せば、いつでも立て直せる」
自分をネタにして笑ってもらえば、誰を楽しませるために役立ちます。
かっこ悪く思われたり笑われたりしても、十分な実力があるため、それを楽しめる余裕があります。
その余裕こそ、本当にかっこいいのです。
それほどの余裕ができる状態まで、しっかり実力をつけることです。
「かっこよく見られたい」と思われたいうちは、まだ実力不足。
本当に実力をつければ、かっこ悪いことも楽しめるようになります。