貯金をし始めたら、保守的な人生の始まりです。
貯金をする人は、決まり文句のように、いつもこう言います。
「将来が不安だから、万一のために貯金する」
もちろん貯金は大切です。
将来発生するかもしれない万が一のために備えがあると、いざというときの助けになります。
しかし、だからとはいえ、貯めるべき目安は作ることが大切です。
蓄えが、たくさんあるに超したことはありませんが、一方的に蓄えるばかりも賢い選択ではありません。
もし余裕と感じる一定額の貯金ができれば、残りの稼ぎは自分磨きに費やすことをおすすめします。
今の自分に投資をせず成長もしなければ、将来の万一のとき、乗り越えることができません。
将来がわからない将来のために、際限なく貯金するより、今の自分の成長にお金をかけていくほうが、将来性があります。
今の自分に投資をして成長していくほうが、建設的であり、将来の万一に役立ちます。
お金は、使わないかぎり、お金としての役目は果たしていません。
単なる精神を安定させるための「お守り」にすぎません。
今の自分のために投資すれば、成長するための「道具」となります。
投資ではなく貯金をすれば、将来のお守りになります。
自分磨きが、将来起こるかもしれないトラブルの予防策にもなるのです。