中小企業だから、仕事も規模もチャンスも小さいとは限りません。
中小企業には、大企業では得られにくいメリットがいくつかあります。
中小企業は社員数が少ないため、若いうちに昇進しやすい傾向があります。
20代で、責任者やリーダーなどの立場を経験できることも珍しくありません。
若いうちに部下を持つと、仕事への姿勢や意識も変わるでしょう。
本人に能力さえあれば、若いうちに大きな仕事を経験できるチャンスに恵まれるでしょう。
社員数が少ない中小企業では、1人あたりが対応する仕事の幅が、広く深くなる傾向があります。
その分だけ業務は大変なのですが、逆に言えば、成長できるチャンスでもあります。
企業によっては、大企業より幅広い仕事を担当できる場合もあります。
本人にやる気があれば、短期間でさまざまな経験ができる絶好の機会と言えます。
中小企業は社員数が少ないため、1人が担当する仕事の範囲や責任が大きくなる傾向があります。
1人1人がリーダーと言っても大げさではありません。
1人がいなくなると業務に影響が出やすいデメリットはありますが、裏を返せば、メリットにもなります。
自分が企業を動かしている実感が得やすいため、仕事にやりがいを見いだしやすくなるのです。
中小企業は、大企業ほど、支店や部署が多くありません。
企業にもよりますが、一般的に大企業に比べると、支店や部署の数が少ないため、異動や転勤も少ない傾向があります。