あなたには、愛がありますか。
それを確かめるテストがあります。
涙です。
あなたは、悲しい映画を見て、涙を流したことがありますか。
きっと「ある」と答えるでしょう。
涙を流すのは、愛がある証拠です。
愛がなければ、感動しませんから、涙を流すこともありません。
愛があるから感動ができ、涙を流せます。
では、あなた以外はどうでしょうか。
たとえば、思いやりのない人です。
世の中には、人当たりの悪い人がいます。
無表情、無礼、乱暴な人などです。
しかしそんな人でも、悲しい映画を見れば、あなたと同じように感動して、涙を流すはずです。
思いやりのない人にも、やはり根底には、愛があるのです。
これは、監獄にいる囚人でも同じです。
どんな人も、感動すれば、必ず涙を流します。
つまり、世の中のすべての人に、愛は内在しているのです。
では、なぜ「思いやりがない」と見えてしまうのでしょうか。
きちんと愛を表現していないからです。
愛があっても、表現しなければ、愛がないように見えます。
「思いやりがない」と誤解されるのです。
あなたにも愛があります。
すべての人に愛があります。
問題は、表現するかどうかです。
愛は、あなたが手にしている最高の宝です。
愛があるおかげで、感謝や感動の気持ちが湧き上がります。
喜び、怒り、悲しみ、楽しみも、愛があるからこそ湧き上がる感情です。
人が人である、軸です。
せっかく宝を手にしているのに、活用しなければ、宝の持ち腐れです。
宝探しは不要です。
あなたはすでに、宝を手にしています。
「愛」という宝です。
自分は今、愛という宝を、すでに手にしていることに気づくことです。
どれだけ使っても、なくなりません。
むしろ、使えば使うほど、増えます。
ですから愛は、積極的に表現していくことが大切なのです。