あなたが愛用している物には、名前がついていますか。
あなたには、愛用している物はありますか。
「ある」と答える人は大勢いるでしょう。
では「愛用品に名前をつけていますか」と聞くと、どうでしょうか。
一転して「ない」と答える人が大半になるでしょう。
愛用している物があるなら、ぜひ名前をつけてほしいところです。
愛着は名前から生まれます。
名前をつけなくてもすでに愛着があるかもしれませんが、まだ小さい状態です。
名前をつければ、もっと愛着が生まれます。
名前とは、存在を認める言葉です。
「カバン」や「財布」という一般名詞ではなく、きちんとした人名をつけます。
人ではありませんが、人名でいいのです。
人名をつけると、物が人のような認識になるため、より深い愛着が生まれます。
愛用品を扱う手つきが、いつもより優しくなるでしょう。
メンテナンスをしようと思う気持ちも、強くなるでしょう。
名前をつけるから、物との付き合いがもっと深くなります。
そういう物との付き合いを深めるのも、人生の楽しみの1つです。
愛用している物は、愛用にふさわしい名前をつけてみませんか。
今までより、深い物との付き合い方ができるはずです。