人間は、慣れる生き物です。
どんなことでも、何度も繰り返していれば、いずれ慣れてきます。
同時に、飽きる生き物でもあります。
慣れていることを何度も繰り返しやっていれば、だんだん飽きてきます。
たとえ好きなことでも、何度も繰り返していると、飽きを感じるものです。
さて、飽きを感じた後が肝心です。
飽きたから終わりではありません。
飽きたとき、新しいスタートです。
飽きは、改善のサインです。
「もっとうまくできないか」「もっと質を高められないか」「別のアプローチはないか」と考えましょう。
十分に慣れているなら、改善を加えやすくなるはずです。
環境や条件は、改善によって新しくなるため、飽きも改善されます。
改善を加えた状態で、再び飽きを感じたときは、また改善のサインです。
「さらにうまくできないか」「さらに質を高められないか」「見落としているアプローチはないか」と考えましょう。
さらに改善されることで、さらなる向上が期待できます。
あなたが今、飽きていることがあれば、改善をしなければなりません。
仕事に飽きた。
人間関係に飽きた。
人生に飽きた。
飽きたから終わりではなく、改善を考えるのです。
飽きを取り除けます。
人生は、この繰り返しです。
改善、改善、また改善です。
改善を繰り返すことで、人生がどんどん豊かになるのです。