自分が死んだ後のことを、考えたことはありますか。
考えたことがないという人もいるでしょうが、70代となれば、そうもいきません。
不謹慎ですが、そろそろ自分が死んだ後のことを考えなければいけない時期に来ています。
自分が死んだ後、家族がどうなるか。
家がどうなるか。
遺産はどうなるか。
自分が死んだ後のことを考えると「生きているうちにしなければいけないこと」も、見えてきます。
たとえば、家が古くて、自分が死んだ後が心配なら、今のうちに家の補修を行っておくといいでしょう。
畳を張り替えたり、柱の補強を行ったりなどです。
家の補修ができれば、自分が死んだ後も、子どもたちは安心して家で暮らせます。
遺産のことが心配なら、今のうちに財産について考えておきます。
大きな遺産があるなら、揉める原因になる可能性があります。
今のうちに土地や遺産のことを、子どもたちと話し合うのもいいでしょう。
子どもたちが「必要ない」と言うなら、寄付という手段もあります。
向かい合って話しにくければ、遺書として自分の考えを残すのも、1つの方法です。
自分が死んだ後、家族の結束が心配なら、今のうちにもっと家族と接しておこうと思います。
さっそく家族旅行に出かけましょう。
自分だけでなく、子どもたちにも、貴重な思い出になるに違いありません。
自分が死んだ後のことを考えると、1つや2つ、気がかりが出てくるものです。
人生でやり残していることがあるなら、この10年のうちに、やり遂げておきます。
それを今やっておくのが、70代なのです。
「まだやることがある。まだ死ねない」とわかれば、かえって生きる力がみなぎるのです。