15世紀ごろの世界の平均寿命は、50歳前後でした。
医療が未発達だったため、治療できない病も数多くありました。
今は、昔より医療が発達し、長く生きられるようになりました。
一昔前まで治療が困難と言われていた肺結核も、現在では、ほぼ確実に治せるようになりました。
「人生、80年」と言われます。
70代ということは、80歳まで、あと10年しかありません。
ここでどう考えるかです。
「あと10年しかない」と考えるのではありません。
「まだ10年ある」と考えるのです。
10年あれば、人生ではたくさんのことができます。
旅行もできますし、趣味もたっぷり楽しめます。
旅行も年に1回とすれば、まだ10回は楽しめます。
まだまだできることは、たくさんあります。
昔の平均寿命50歳の時代から見れば、長生きできる現代人は、幸せです。
長生きできることは、人生を、より長く楽しめることです。
「まだ10年ある」と考え、残り時間を楽しみましょう。
親から与えられた、大切な命です。
命を使い切るような生き方が大切です。