恥をかくのは、恥ではありません。
誰にでも、自分の欠点や過失などに気づいて、恥をかくことはあるものです。
恥をかいても「すみません。間違えました。うっかりしていました」と言えば、許してもらえます。
過ちを素直に認めると、許してくれるものです。
完璧な人はいません。
恥をかいた人を見たとき、自分にも心当たりがあるため「まあ、そういうこともあるよね」と寛大になれます。
自分にも同じ経験があると、良心が痛み、あまり強く言えません。
少し笑われるかもしれませんが、すぐ笑いが止まります。
自分が思うほど、恥は恥にはなりません。
見方を変えれば「勉強になった」「いい経験になった」とも言えます。
本当の恥は、恥を隠すことです。
ごまかしたり、曖昧にしたりして隠そうとすると、かっこ悪い姿に見えます。
恥を隠そうとするのは、見ればわかります。
不自然な言葉や態度は、すぐ表に出るものです。
よく知らないので、物事の進め方が不自然です。
自分ではスムーズにやっているつもりが、たどたどしく映るのは、滑稽です。
知らないのを恥だと思い、知ったかぶりして使い方を間違えるほうが、一番かっこ悪いです。
恥は、隠すより見せたほうが、楽なのです。