10の願いがあれば、すべて叶ってほしいと思います。
ただし、10の願いがあっても、すべて叶うのは、まれです。
10の願いがあっても、思うようには叶いません。
神様は、いつも大忙しです。
すべての人の願いを叶えたいと思いますが、すべての人の面倒を見切れていません。
そこで忙しい神様は、助ける人の優先順位をつけています。
「すべてを叶えてもらいたい」と思う人を、神様は後回しにします。
10の願いをすべて叶えようと思うことを「欲張り」と言います。
欲張りな人は、神様も近づきにくいです。
願いを叶えたところで「もっと叶えてほしい」と欲張ってくるからです。
欲張りには、終わりがありません。
願いを叶えても喜ばれないのでは、神様もやりがいがありません。
「もっともっと」としつこく要求する人は面倒に思い、後回しにするのです。
神様が好む人は「1つでもいいから、叶えてほしい」と思う人です。
「1つでもいいから、叶えてほしい」と思うことを「謙虚」と言います。
謙虚な人は、神様も近づきやすいです。
1つでも叶えてあげれば、大喜びされるからです。
少しのことで喜んでもらえるなら、忙しい神様も、優先したくなります。
謙虚な人に、幸運はやってきます。
10の願いのうち、1つが叶えば、御の字なのです。