電車に乗ったとき、まずどうしていますか。
「われ先に」と言わんばかりに、あいている席に座ろうとしていませんか。
電車の中は、椅子取りゲームの修羅場のようです。
もちろんひどく疲れているときは、座ったほうがいいでしょう。
疲れているときには、体力回復が優先です。
しかし、さほど疲れていなければ、ぜひ立ちましょう。
立って、外の景色を眺めるのです。
単なる移動時間が、きれいな景色を楽しむ時間に変わります。
立っているほうが、外の景色が遠くまで、よく見えます。
しかも、足腰まで鍛えられます。
きれいな景色が見られる上、足腰が鍛えられるのですから、立っているほうが得です。
座席は、お年寄りや妊婦に譲り、自分は外の景色を楽しみましょう。
美しい景色を楽しむ時間を、1分1秒でも増やすことです。
青い空、美しい雲、街並みなどを見て、元気をもらいましょう。
美しい景色をしっかり見て、生きる力をもらいます。
立っていても、十分に癒されます。
無味乾燥な電車の移動時間が、豊かな時間に変わるのです。