かっこいい40代になれるかどうかは、どこで決まるのでしょうか。
知識でしょうか。
もちろん知識も大切ですが、あまり知識をひけらかすと、かえって偉そうな態度が目立ちます。
「物知りだけど、態度がちょっと」と言われます。
では、お金でしょうか。
お金はあったほうがいいですが、お金を露骨に見せていると、かえって品がなくなります。
「お金はあるけど、雰囲気がちょっと」と言われます。
では、地位でしょうか。
たしかに高い地位は尊敬されやすいですが、あまり地位が高すぎると、かえって近寄りがたい雰囲気が漂い始めます。
「自分とは立場が違うね。友人にはなれないね」と言われます。
では、かっこいい40代はどこで決まるのか。
品格なのです。
品格は、表現しても、いやらしさがありません。
むしろ表現すればするほど、きちんとしている印象が出て、周りの人からしっかりしていると思われます。
品格とは、周りの人のことを配慮した、立ち振る舞いです。
清潔感であり、気遣い、社会マナー、テーブルマナーなどです。
品格のある人を見ると「きちんとしている。配慮がある。堂々としている」という印象になります。
品格のある立ち振る舞いから、これまで数多くの社会経験を乗り越えてきたことが感じられます。
40代は、これまで経験した社会経験の蓄積があります。
差を見せるなら、品格です。
これまで数多くの社会経験が、品格として現れるとき「かっこいい」と言われるのです。