40代になっても、手本は必要です。
尊敬する60代や70代からさまざまな生き方を学べば、自分の生き方も視界が開けます。
すでに人生の山場を経験した先輩の話は、やはり参考になります。
特に40代は、人生の大きな山場に差し掛かる時期です。
夫婦生活、子育て、介護などです。
自分の知恵だけで乗り越えるのもいいですが、それゆえに失敗もしやすくなるでしょう。
先輩たちの乗り越えた話を聞けば、ためになる情報が得られるに違いありません。
このとき、ぜひ使ってほしいフレーズがあります。
「あなたなら、どうしますか」です。
さりげない一言ですが、強力です。
アドバイスをうまく引き出す一言だからです。
雰囲気や都合が許せば、自分の事情を話して、60代や70代のアドバイスを引き出してみましょう。
「ずうずうしく聞くのは失礼ではないか」と思いますが、そんなことはありません。
頼りにされると、やはり誰でも嬉しく感じるものです。
尊敬できる先輩なら、なおさら親身になって答えてくれるでしょう。
現在抱えている問題を話して、先輩ならどう対応するのか、聞かせてもらいます。
頼りにしている様子でお願いすれば、きっと期待に応えてくれるでしょう。
経験者であるゆえに、具体的で的確なアドバイスをしていただけるに違いありません。