世間が決めた意見に、振り回されていませんか。
私たちは、世間が決めた意見に振り回されていることがあります。
しかも、気づかないうちにです。
無意識のうちに、振り回されていることが数多く存在しています。
たとえば「男らしさ」「女らしさ」です。
「男なら青、女ならピンク」というのは、世間が決めたことです。
「男なら強く、女なら優しく」というのも、世間が決めた常識です。
「男は仕事、女は子育て」も、世間が決めた常識です。
言い方を変えれば、偏見とも言えます。
本当に自分が好きで選んでいることなのか、周りから言われているから選んでいることなのか、わかりにくいです。
そのほか「長男らしく、次男らしく」「学生らしく、社会人らしく」「子どもらしく、大人らしく」など、数多く存在します。
生まれてから当たり前のように聞かされるため、疑うことなく、正しいと思いがちです。
しかし、あくまで世間の意見であり、自分の意見ではありません。
世間が決めた意見に振り回されると、自分を見失います。
世間が良しとする考え方に重点を置くため、本当の自分が見えなくなるのです。
世間が決めた意見に振り回されて、生きるのではありません。
一番大切なのは、自分らしく生きることです。
世間の声も大切ですが、自分の声は、もっと大切です。
自分の気持ちに正直になることが大切です。
耳を澄まして聞くのは、世間の声より、自分の心の声です。
いま一度、世間の声に耳をふさぎ、自分がどういうことが好きなのか、聞いてみましょう。
自分の心の声は、小さいです。
耳をよく澄まさないと、聞こえません。
1人になると、聞こえやすくなります。
世間のざわめきが消えることで、今まで聞こえなかった自分の声だけが、聞こえてきます。
自分でも気づかなかった、本当の自分が発見できます。
大切な、宝物なのです。