「私には才能がありません」
いいえ、才能がないのは、勘違いです。
すべての人に、才能があります。
もしかして才能のことを「世界で一番うまくできる能力」と、勘違いしているのではないでしょうか。
誤解しています。
才能は、それほど大げさなことではありません。
ほかの人より上手にできることが、才能です。
才能とは、いわば、相性です。
たとえば、人には「相性」というものがありますね。
「この人とはそりが合わない」という人もいれば「この人とは自然と仲良くなれる」という人もいます。
相性がいい人とは、あっという間に意気投合して、すぐ仲良くなります。
その相性は、人だけでなく、物事にもあるのです。
いろいろなことに挑戦してみましょう。
いろいろなことに挑戦するうちに、努力を少しするだけで、大きく伸びる分野があるはずです。
「この分野は苦手だ」ということもあれば「この分野なら得意だ」ということもあるはずです。
どんな人にも相性のいい人がいるように、どんな人にも相性がいい分野が、必ずあります。
ないと思うなら、まだ見つかっていないだけです。
種類を問わず、いろいろなことに挑戦して、相性のいい分野を探しましょう。
できるだけ早く行動したほうが、早く見つかります。
相性のいいことを見つければ、時間・お金・体力を、集中投資します。
ぐいぐい能力が伸びて、ほかの人より、上手にできるようになります。
それが、才能なのです。