「しまった。日傘を忘れた!」
日差しが強いときは、日焼け止めや日傘などで紫外線を遮断です。
しかし、うっかり日焼け止めや日傘などを忘れることがあります。
「日陰になるような場所もない。せめてしみができやすい顔だけでも、強い日差しを遮りたい」
そんなとき、とっさに手を使って、日差しを遮ろうとしますよね。
こういうとき、上手な手の使い方があります。
日差しを遮るなら、手の甲ではなく、手のひらを使いましょう。
どちらも皮膚であることには変わりませんが、実はしみのでき方には圧倒的な違いがあります。
あなたの手を見てみましょう。
手の甲にしみはあっても、手のひらにはしみがないことでしょう。
お年寄りの手を見ても、手の甲にしみはあっても、手のひらにしみがある人は少ないものです。
実は、手のひらは、体の中で最もしみができにくい部分なのです。
手のひらは、他の皮膚に比べて、角質層が分厚いのが特徴です。
分厚い角質層が紫外線を遮る上、新陳代謝も大変活発な部分のため、しみになりにくいのです。
手のひらにしみができるのは、珍しいのです。
手のひらを使って日差しを遮るのは完璧ではありませんが、仕方ないときの選択肢として覚えておきましょう。