体の中で最も汗をかきやすいのは、2カ所あります。
手のひらと足の裏です。
なぜ、手のひらと足の裏なのかというと、摩擦を作る「滑り止め」の意味があるからです。
人間がまだ猿人だったころ、走ったり手で物をつかんだりするときに滑らないよう、汗をかくことで摩擦を作っていました。
汗をかく量には個人差はありますが、手のひらと足の裏が汗をかきやすい特徴は、誰もが同じです。
汗をかきやすいわけですから、菌も繁殖しやすく、においも発生しやすいのです。
にもかかわらず、お風呂場では、うっかり足の裏を洗い忘れやすい傾向があります。
なんとなく足元は、軽く見てしまう傾向があります。
たとえ足の裏を洗っても、手を抜いてしまいがちです。
足の裏は手が届きにくいためか、軽く洗ってしまいやすいのです。
あなたが体を洗うときはいかがですか。
足の裏を、きちんと洗っていますか。
洗っていても、手を抜いている様子はありませんか。
足は、角質も分厚いですから、さっと洗うよりしっかり洗うことが大切です。
足の指と指の間まで、しっかり汚れを落とすようにしましょう。
顔はごしごし洗うのはいけませんが、足の裏だけはごしごし洗ってもOKです。