しみのできやすさには、個人差があります。
紫外線をたくさん浴びるほど、しみもできやすくなります。
ただし、できやすさには個人の体質が関係しています。
しみと一言で言っても、実は1種類ではありません。
そもそも「しみ」という言葉は、医学用語ではありません。
「しみ」という言葉は、服に付いた汚れの「染み」に似ていることからできた俗語といわれています。
しみを予防するなら、まずしみがなぜできるのかから、理解することが大切です。
結果には、必ず原因があります。
しみができるメカニズムを理解することで、しみ予防への知識が深まります。
「ビタミンCは、肌にいい」
「美肌には、ビタミンCが欠かせない」
「ビタミンCは、たくさん取ったほうがいい」
しみには、ビタミンCが効きます。
当然ですが、少量のビタミンCでは、効果はほとんどありません。
ビタミンCは、体全身で消費されるビタミンだからです。
しみに効くといえば、ビタミンCです。
たくさん取るほど、しみを予防したり、薄くしたりする効果が強くなります。
「たくさん取るほどいい」という話を聞けば、気になることはありませんか。
化粧品の中には、美白化粧品なるものが存在します。
難しい説明は不要です。
その名のとおり、美白に効果がある化粧品です。
化粧品の成分表示の中には「ビタミンC誘導体」と書かれたものがあります。
何だろうと思います。
「ビタミンCなのかな。ビタミンCと同じものなの?」
「あっ! こんなところにしみができている!」
しみは、ある日、突然できるものです。
ゆっくりじわじわできるというより、急にできるのが特徴です。
バカンスなどで黒くなってしまった肌。
うっかり紫外線を浴びすぎてしまい、美白に集中したいときは、美白化粧水や乳液をいつもよりたくさんつけます。
あるいは、化粧品そのもののグレードを上げて、美白を取り戻すこともあるでしょう。
美容パックの使い方は、人それぞれです。
美容パックには「美白」であったり「しわ対策」であったりなどさまざまです。
肌に密着することで、成分を奥深くまでじっくり浸透させることです。
「肌が焼けてしまった後、しみを残したくない!」
残念ながら、肌が焼けた状態はすでにメラニン色素が放出された後の状態です。
しばらくすれば、肌の新陳代謝によって、元の肌に戻っていきますが、一部がしみになる可能性があります。
肌の新陳代謝は、およそ28日です。
早ければ、美白化粧品を使い続けて1カ月後には、何らかの変化が現れ始めます。
使い続けて数カ月も経てば、見た目にわかるほどの効果を実感できることでしょう。
美白化粧品には、しみを予防するほか、すでにあるしみを薄くする効果もあります。
テレビや雑誌などでは、魔法のような効果をうたっています。
しかし、オブラートに包んだ表現であり、完全な事実ではありません。
ささいな外出でも、紫外線防止は大切です。
一瞬の気の緩みが、一生のしみにつながることがあります。
強い日差しなら、ちょっと外出するときでも、紫外線対策は必要です。
実をいうと、私は日焼け止めが大の苦手です。
面倒なのです。
昔から日焼け止めは、めったに塗らないタイプでした。
しみは、レーザーを使って取れます。
しかし、レーザーでは何でもしみが取れるわけではありません。
取れないしみの代表は「肝斑」と呼ばれるしみです。
ピーリング専用の化粧品が売られているのを見かけます。
わざと肌をこすって、無理やり角質を落とす方法とは違います。
説明を読んでみると「特別な液を塗れば、無駄な角質がきれいに剥がれ落ちる」と書いています。
道端で転んで、手や足の一部を擦りむいた後、傷が治っても、黒い色素だけが残ることがあります。
厳密に言うと、これもしみの一種です。
医学的に言えば「炎症性色素沈着」と呼ばれます。
あなたの周りに、性格が明るくて、元気な人はいませんか。
私はその人の顔を知りませんが、どういう顔なのか想像がつきます。
おそらく、しみが少ないはずです。
下着の種類によって、肌にも影響を与えます。
やはり多くの女性は、スリムに見せたいと思うでしょう。
問題は、ブラジャー、パンティー、ガードルなどの下着類です。
美容パックと効けば、何でも効果がありそうな響きがあります。
さまざまな自然植物を使った美容パックの中で、ひときわ目立つ商品があります。
「レモンパック」です。
女性の肌トラブルが起こりやすい周期があります。
生理前です。
生理前は、プロゲステロンと呼ばれる女性ホルモンが大量に分泌されます。
にきびは、生理前にできやすいと思いませんか。
医学的にいうと、肌のトラブルが起こりやすくなるのは、生理前と生理中です。
生理前は、プロゲステロンと呼ばれるホルモンが分泌される影響のため、皮脂の分泌が多くなり、にきびができやすいのです。
「子どもを産んでから、急にしみが目立つようになった」という声を聞きます。
私の周りでも、結婚後、子どもを産んでから、急にしみが目立ち始めたという友人がいます。
なぜでしょうか。
バッグでも、靴でも、洋服でも、買ったばかりのきれいなものは、丁寧に扱います。
汚れが1つもない状態を、長く維持したいと思うからです。
しかし、人間とは不思議なものです。
化粧品で使うクリームの中には、昼用と夜用があります。
紫外線が多く、皮脂の分泌が活発な昼間。
日に当たることはなく、皮脂の分泌が落ち着いている夜中。
タバコを吸うと、美白を妨げます。
タバコを吸うとニコチンの影響によって血管が収縮するため、血液の循環が悪くなります。
血液中の流れが悪くなると、食事から取った栄養が肌へ行き渡りにくくなります。
風邪を引きやすいのは、寒い時期とは限りません。
風邪になりやすい時期を振り返ってみましょう。
寒い季節というより、季節の変わり目になりやすい傾向があります。
私の実家は、兼業農家です。
母は、家に嫁いだとき「白魚の肌」と自分で言っていました。
母は、自慢げに語っています。