ピーリング専用の化粧品が売られているのを見かけます。
わざと肌をこすって、無理やり角質を落とす方法とは違います。
説明を読んでみると「特別な液を塗れば、無駄な角質がきれいに剥がれ落ちる」と書いています。
「剥がす」というフレーズがあるためが、少し痛々しい印象があります。
「ピーリングで、肌を傷めることはないのでしょうか」
肌に悪そうな印象がありますが、そうとも言い切れません。
洗顔料を使えば、顔の汚れや皮脂を取り除くことはできます。
ですが、肌質や洗顔料の種類によっては、無駄な角質層まで落ちてくれないことがあります。
そんなとき、ピーリングが有効です。
ピーリングとは、特別な液を肌に塗ることで皮膚表面の古い角質を剥がし、新しい角質の再生を促す美容法です。
こするとはいえ、古い角質が浮いた状態になるため、弱い力で剥がせます。
ピーリングの方法と頻度さえ間違えなければ、肌に大きなダメージを与えることはありません。
余分な角質が落ちて、気持ちいいのです。
無駄な角質がなくなることで、顔色が明るくなり、化粧水の浸透もよくなります。
新陳代謝がスムーズになり、肌が生き生きします。
なにより嬉しいのが、しみへの効果です。
無駄な角質を取り払い、しみの除去にも効果があります。
ただし、注意しなければいけないこともあります。
ピーリングをするなら、次の3つに注意をしましょう。
無駄な角質を落とすとき、こするとはいえ、強い力で無理にこするのはよくありません。
優しい力で滑らせるようにしましょう。
毎日は、おすすめしません。
1週間に1回、多くても1週間に2回までです。
頻繁に行うと、未熟な角質まで取り除いてしまい、逆に肌を傷める結果になります。
2日連続で行わず、一定の間隔を開けるようにしましょう。
乾燥肌や敏感肌の人や、にきびなど肌にトラブルを抱えている人は、ピーリングによって悪化する場合があります。
肌に異常を感じたら、無理をせず、すぐ使用を中止しましょう。
方法と頻度さえ間違えなければ、ピーリングは美肌に有効と考えていいでしょう。