執筆者:水口貴博

初めて犬を飼うときの30の心構え

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「やめなさい」という一言は、奥が深い。

「やめなさい」という一言は、奥が深い。 | 初めて犬を飼うときの30の心構え

「やめなさい」

さて、今あなたはこの言葉を「心の中」でどう読みましたか。

「やめなさい」という言葉は、奥が深いです。

優しい声で「やめなさい」と、強い口調で「やめなさい!」では、同じ意味ですが、メッセージ性はまったく違ってきます。

違いを出すのは「口調」です。

小さく弱い声で言うと「気が向いたら、やめてくれたほうが嬉しいなあ」という、曖昧なニュアンスなように聞こえます。

「やめなさい」という言葉でありながら、本当に「やめなさい」という意味になっていません。

飼い主が弱々しく小さな声で指示していると、犬は飼い主の言うことをなかなか聞いてくれないことがあります。

飼い主の性格は千差万別ですが、しつけで「やめなさい」と発音する際は、やはり強い厳しい口調が一番です。

すると犬は「絶対にそれをしてはいけません。お仕置きをしますよ」という強いニュアンスが、ひしひし伝わってきます。

やはり大きな声で、強く、早口で発音することです。

それが本当に「やめてほしい」というニュアンスをうまく伝えられる方法なのです。

初めて犬を飼うときの心構え(22)
  • 「やめなさい」というときは、大きな声で、強く、早口で発音する。
犬と生活していると、落ち込んでも立ち直りが早くなる。

初めて犬を飼うときの30の心構え

  1. 犬のしつけで一番大切なのは、やる気や根気より、まず愛情。
  2. ただリーダーになればいいわけではない。
    大切なのは「尊敬されるリーダー」になること。
  3. 犬を飼い始める事情は、重いほうがいい。
  4. ペットを育てる苦労や悩みも、大変だからこそ、温かい思い出になる。
  5. しつけは、時間をかけるほうがいい。
    時間がかかるからいい。
  6. 自転車で犬を散歩させるのは、要注意。
  7. 易しいところから始めるのが、遠回りに思え、実は最も近道になる。
  8. かわいい子犬こそ、食べるものに関しては鬼になって徹底管理する。
  9. 定期的なブラッシングをすれば、けがや病に早く気づける。
  10. 犬は、のんびり気長にしつけるほうが、逆に覚えがよくなる。
  11. ご近所さんに迷惑になっていないか、尋ねること。
  12. 意外にも、犬は雨の日の散歩を大喜びする。
  13. 大雨が降って散歩ができない。
    そんなとき、散歩の代わりにすればいいことがある。
  14. 人間が食べるお菓子は、犬のご褒美として与えないほうがいい。
  15. 犬に与えていい食べ物かどうかを、食べられるかどうかで判断しない。
  16. うっかりリードが手を離れた。
    捕まえようとしても、逃げられる。
    どうすればいい?
  17. 去勢・避妊手術はしたほうがいいの?それともしないほうがいいの?
  18. 無駄吠えをやめさせるときに、犬にかまうのはNG。
  19. 飼い主は「見る立場」から「見られる立場」になればいい。
  20. いつもペットの機嫌を取るような話し方は、やめたほうがいい。
  21. 犬のしつけの結果は「副産物」と考えるほうが、うまくいく。
  22. 「やめなさい」という一言は、奥が深い。
  23. 犬と生活していると、落ち込んでも立ち直りが早くなる。
  24. 無駄吠えの原因探しは、犬の気持ちを理解する機会になると同時に、飼い主にとって頭の体操にもなる。
  25. 犬も寂しいと、夜泣きをする。
  26. できることなら、愛犬へのしつけは子犬のときがいい。
  27. 子犬のときより成犬のほうが、しつけやすい面もある。
  28. 犬が散歩をした後に食事を与えると、肥満になりやすくなる。
  29. 犬の散歩のタイミングは、食前より食後のほうがいい。
  30. 犬をしつけていたとき、過去の自分と重なった。

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