犬にとって、1日の大きな楽しみの1つは、散歩です。
体を動かすのはストレス発散の時間にもなります。
飼い主と触れ合いができる大切な時間です。
基本的に、朝と夕の2回は散歩をすることになります。
中型犬や大型犬なら、さらに朝・昼・夕の3回散歩をすることもあるでしょう。
しかし、散歩とはいえ、いつも天気は晴れとは限りません。
当然、雨の日もあります。
小雨くらいなら傘をさせばいいですが、激しい風を伴った暴風雨のときもあります。
天候によっては、そういう悪天候が3日くらい続くこともあるでしょう。
犬は、1回でも散歩ができないと、かなりストレスをためます。
しかし、悪天候のため、散歩ができない日があるのも事実です。
さて、こういうとき、飼い主はどうすればいいのでしょうか。
散歩の代わりになることがあります。
それが、ボール遊びです。
ボール遊びは、狭い場所でもできるのがいいところです。
室内で飼っていれば、部屋でボール遊びをしましょう。
飼い主がボールを投げて、犬に取ってきてもらう。
これを30回も繰り返せば、かなりいい運動になるはずです。
散歩でいえば、かなり長い距離を歩いているのと同じ運動量に値します。
用意するのはボールだけ。
お金もかからず、今からできます。
部屋が狭すぎれば、廊下はいかがでしょうか。
廊下は縦に長いので、ボール遊びができるくらいの距離は確保できるはずです。
雨で外に出られなくても、散歩と同じ運動をさせることができます。
飼い主はボールを投げるだけです。
犬の体格に応じて、30回・50回・100回など容易に調整も可能なのです。