執筆者:水口貴博

有意義な浪人生活を送る30の方法

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頂上への道は、1つとは限らない。

頂上への道は、1つとは限らない。 | 有意義な浪人生活を送る30の方法

単調な毎日を送っていると、ふと、おかしなことを考える瞬間があります。

「なぜA大学を目指しているのだろうか」

大学に合格すれば、すべてがうまくいくはず。

しかし、目指しているゴールを、急に疑ってしまいます。

突然ですが、その大学を目指している理由は何ですか。

「それはつまり……」

きちんと自分で自分の人生・夢・将来設計について、考えを整理してみましょう。

大学は、自分の夢につながる道です。

大学は、夢を果たすための「手段」にすぎません。

「夢があり、夢を果たすために最適な大学を選び、必要な勉強をしている」

もちろん道は「1つ」とは限りません。

道はたくさんあります。

しかし、現役時からずっと「A大学」ばかり考え続けていると、いつの間にか視野が狭くなります。

「A大学しか道がない」「A大学しかあり得ない」と思い、視野が狭くなってしまいます。

「手段」であるはずの大学が「目的化」してしまいます。

本来、夢につながる道は、たくさんあります。

いえ、夢に通じる道は、周りを見渡せば、たくさんあるはず。

山の頂上は1つですが、登るまでの道はいろいろとあります。

「この道でなければいけない!」と1つの手段に執着するのではなく「ほかにも道があるのではないか」と再検討してみましょう。

草の生い茂った道や少し遠回りの道のほうが、実はより安全、より確実であったりします。

少し視野を広くすると、意外な道筋が見えてくることでしょう。

視野を広くしたうえで「やはりA大学しかない」というなら結構です。

しかし「ほかの道のほうがよさそうだ」と気づけば、再検討する勇気も必要です。

親や教師から見ると「今さら進路を変更するなよ」と思います。

逃げ道と受け取られる場合もあることでしょう。

しかし、自分の内面と対話して、あらゆる方法を模索して、いま一度「ベストな道」を検討してみましょう。

頂上への道は、1つとは限らないのです。

有意義な浪人生活を送る方法(12)
  • 他の道を検討してみる。
ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。

有意義な浪人生活を送る30の方法

  1. 浪人生活ほど、つらい時期はない。
  2. 悲しみに暮れるだけでは合格しない。
    肝心なのは、すぐ勉強を始めること。
  3. 自分に合った浪人スタイルで、浪人生活を乗り越えろ。
  4. 浪人スタイルを考えるヒントは、得意なスポーツに隠されている。
  5. 都会に引っ越してまで、予備校が必要とは限らない。
  6. 浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。
  7. 浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。
  8. 焦りや不安は、無理にごまかさない。
    ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。
  9. 浪人生は、夜から逃げろ。
  10. 太陽の光には、神なる力が存在する。
  11. 依存から卒業し、孤独に耐えられる人間になる。
  12. 頂上への道は、1つとは限らない。
  13. ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。
  14. うっかりRPGに夢中になれば、集中して終わらせ、二度とやらないと誓う。
  15. 羨ましい話を聞いて、勉強へのやる気につなげる。
  16. 意志が強ければ、必ず道は開ける。
  17. 大学に進学した友人からの話は、イメージを膨らませる鍵になる。
  18. 悪条件を言い訳にしているなら、その程度の弱い意志にすぎない。
  19. 浪人をすれば成長するかどうかは、本人しだい。
  20. 浪人生活を必死に乗り越えた後は、現役生合格者以上に素晴らしい人生を送ることができる。
  21. 浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。
  22. 1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。
  23. 単純ミスをしたときこそ、油断していた自分を反省するチャンス。
  24. 泣くだけ泣けば、すっきりする。
    一番よくないのは我慢をし続けること。
  25. 受験とはまったく関係のない時間があるから、勉強がスムーズに進む。
  26. 現役中に見つけられなかった夢を、浪人中に見つけてしまった私の行動。
  27. 浪人生の苦しみは、浪人生にしかわからない。
  28. 勉強と息抜きの区切りがあやふやになると、ストレス管理もあやふやになる。
  29. 力強い言葉を壁に貼り、モチベーションを維持させる。
  30. 地味でみすぼらしい段階を受け入れる。
    アゲハチョウになるために。

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