執筆者:水口貴博

有意義な浪人生活を送る30の方法

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浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。

浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。 | 有意義な浪人生活を送る30の方法

私は現役のときから、狙う大学をはっきりさせ、1つに絞っていました。

滑り止めの大学も考えていませんでした。

希望しない大学に通っても仕方ないし、むしろ空虚感を味わうだけだと思っていました。

滑り止めに受かっても嬉しくない。

好きでもない女性と付き合って、結婚するような感じです。

相手にも失礼です。

本当に自分に対して正直な人生を送っていません。

どこかで自分の気持ちをごまかし、本当の個性を見いだせていません。

初めから目標を1つに絞っていたので、それ以外の大学は考えられませんでした。

その考え方は、今になってよかったと思います。

「適当な人生を送らない」という覚悟です。

人生は、たった一度しかないからです。

一度しかないですから精いっぱい素晴らしい人生にしたい思いがありました。

そのためには、代償も払うという決意がありました。

代償とは、1年間の勉強です。

ほかの人より1年間も余分に勉強するのは大変ですが、納得のいく人生が歩めるならと思い、浪人生活を選びました。

もしあのとき、滑り止めの大学に受かり、希望しない大学に通っていたら、今の私はまったく別の人生を歩んでいたことでしょう。

今、私は自分の人生に満足しています。

そう言えるのは、現役のころから「適当な人生を歩まない」という覚悟があったからです。

狙うのは、常に一番。

そういう気持ちを持つことは、一度しかない人生を完全に全うすることにつながります。

一番自分らしい道を歩み、一番好きな仕事で、一番満足できる人生を送っています。

今、このサイトもなかったはずです。

私は、浪人生をして頑張っている人は、すべて立派だと思います。

自分の理想を追い求めてもう1年間勉強して、再挑戦するという熱い気持ちがあるからです。

自分の人生に本気になっている、という証拠です。

その気持ちはとても大事です。

現役合格はしませんでしたが、そういう気持ちで浪人を送るなら、いずれ自分の成長に返ってくることでしょう。

有意義な浪人生活を送る方法(21)
  • 希望しない大学で適当な人生を歩むくらいなら、もう1年勉強して、上を目指す。
1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。

有意義な浪人生活を送る30の方法

  1. 浪人生活ほど、つらい時期はない。
  2. 悲しみに暮れるだけでは合格しない。
    肝心なのは、すぐ勉強を始めること。
  3. 自分に合った浪人スタイルで、浪人生活を乗り越えろ。
  4. 浪人スタイルを考えるヒントは、得意なスポーツに隠されている。
  5. 都会に引っ越してまで、予備校が必要とは限らない。
  6. 浪人生活がうまくいくかどうかは「モチベーションの維持」が鍵を握る。
  7. 浪人をすれば、得意な科目を伸ばしやすい。
  8. 焦りや不安は、無理にごまかさない。
    ごまかそうとするほうが、余計に悪化する。
  9. 浪人生は、夜から逃げろ。
  10. 太陽の光には、神なる力が存在する。
  11. 依存から卒業し、孤独に耐えられる人間になる。
  12. 頂上への道は、1つとは限らない。
  13. ゲームをするなら、アクション系やシューティング系がいい。
  14. うっかりRPGに夢中になれば、集中して終わらせ、二度とやらないと誓う。
  15. 羨ましい話を聞いて、勉強へのやる気につなげる。
  16. 意志が強ければ、必ず道は開ける。
  17. 大学に進学した友人からの話は、イメージを膨らませる鍵になる。
  18. 悪条件を言い訳にしているなら、その程度の弱い意志にすぎない。
  19. 浪人をすれば成長するかどうかは、本人しだい。
  20. 浪人生活を必死に乗り越えた後は、現役生合格者以上に素晴らしい人生を送ることができる。
  21. 浪人生には「適当な人生を送らない」という覚悟がある。
  22. 1日全体のリズムを決めるのは、寝起きの瞬間だ。
  23. 単純ミスをしたときこそ、油断していた自分を反省するチャンス。
  24. 泣くだけ泣けば、すっきりする。
    一番よくないのは我慢をし続けること。
  25. 受験とはまったく関係のない時間があるから、勉強がスムーズに進む。
  26. 現役中に見つけられなかった夢を、浪人中に見つけてしまった私の行動。
  27. 浪人生の苦しみは、浪人生にしかわからない。
  28. 勉強と息抜きの区切りがあやふやになると、ストレス管理もあやふやになる。
  29. 力強い言葉を壁に貼り、モチベーションを維持させる。
  30. 地味でみすぼらしい段階を受け入れる。
    アゲハチョウになるために。

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