執筆者:水口貴博

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

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「はい。わかりました」の後は必ず復唱する。

「はい。わかりました」の後は必ず復唱する。 | 仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

「明日の11時にA社に電話をしてほしい」

そういう依頼が上司からあったとします。

あなたはどう返事をしますか。

「はい。わかりました」

そう答える人が多いのではないでしょうか。

これではいけません。

「はい。わかりました」まではOKです。

しかし「はい。わかりました」で終わらせるのは、十分とは言えません。

学生時代の返事の名残があるのでしょうか。

社会人になっても「はい。わかりました」で返事を終わらせる人がいます。

なぜいけないのでしょうか。

確認を怠っているからです。

「はい。わかりました」の後に、重要な言葉が抜けているのは「復唱」です。

「はい。わかりました」だけで返事を終わらせると、内容の確認をすることがありません。

場合によっては「11時」を「17時」と聞き間違えてしまうこともあるでしょう。

ビジネスでは、聞き間違いは日常茶飯事です。

こういうときは「はい。わかりました」の後に「11時に電話ですね」と復唱して、内容を確かめるようにすればいい。

「はい。わかりました」の後には必ず復唱です。

このセットは、口癖にしましょう。

仕事をスムーズに進めるために、返事はすべて復唱で大丈夫です。

聞き間違いを防ぐ効果があるだけでなく、自分が予定を口にすることで、頭にも刻み込まれます。

復唱することで、相手に「きちんと内容を理解しました」というアピールにもなります。

「話のわかる人」「理解のいい人」という印象が残り、印象アップになるのです。

仕事をスムーズに進める手順の工夫(13)
  • 返事は復唱にする。
高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。

仕事をスムーズに進める30の手順の工夫

  1. 計画を立てる手間が、最も手間を少なくさせる。
  2. 雨の日は、いつもより通勤に時間がかかる。
  3. 視覚からの刺激をシャットアウトすれば、疲れや体力が回復しやすくなる。
  4. 理由を3つ挙げるだけで、説得力は格段に向上する。
  5. メールによる賛成の募集は、返信不要を基本にする。
  6. 複数のペンは1本にまとめて能率アップ。
  7. 人間は、想像する生き物。
    イメージトレーニングを最大限に活用せよ。
  8. 仕事をスムーズに進めるキーワードは「3」。
  9. 朝一と午後一の電話は、話がうまくまとまりにくい。
  10. 神様は、あなたの段取りを試している。
  11. わざと長めに宣言して、早めに終わらせる。
  12. 真の交渉術とは、お互いのメリットを考えること。
  13. 「はい。
    わかりました」の後は必ず復唱する。
  14. 高級な包装紙と箱を使えば、プレゼントのグレードが向上する。
  15. アナログ式の時計をデスクに置くだけで、時間感覚は自然と身につく。
  16. なぜ段取りがいい人のデスクの上は、ひどく散らかっているのか。
  17. 段取りがいい人は、頻繁に使うものと、そうでないものを区別している。
  18. ワンフレーズを心がけると、自動的にキーフレーズになる。
  19. 「できるかもしれない」と考えていると、本当にできる。
  20. 知らない場所でも、人に聞けば迷わない。
  21. 真の引き継ぎとは「仕事」だけでなく「感情」までも引き継ぐこと。
  22. 試行錯誤をしていないうちから、諦めない。
  23. 人の数だけ、可能性は大きくなる。
  24. 成功する人は、他人の失敗を笑うのではなく、参考にする。
  25. テンプレートを使えば、手間と時間が激減する。
  26. 「こうすればうまくいく」という仕事の型を作っておく。
  27. 儀式があると、仕事がはかどりやすくなる。
  28. 「記号」や「略語」を使えば、メモする力が劇的に向上する。
  29. 休憩は「仕事の区切り」で入れると、ミスやトラブルが少なくなる。
  30. 大きな要求には段階がある。

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