カレンダーやスケジュール帳には、そもそも書き込む余白の大きさに限界があります。
また、会議や講演を聞きながらメモを取るには話のスピードが速いため、メモを取るスピードにも限界があります。
とはいえ、本格的な速記を学ぶのは少し大げさな話です。
時間もお金もかかり、面倒ですね。
そうした悩みを一度に解決できる方法こそ「記号」や「略語」です。
段取りよくなりたければ「記号」や「略語」を多用することをおすすめします。
段取りのいい人ほど、必ず記号と略語を使うのが上手です。
たとえば、スケジュール帳に予定を書き込むときには、段取りのいい人は以下のような「記号」を使います。
「◎」は最重要。
「○」は重要。
「?」は入るかもしれない予定。
「☆」は緊急。
こうすれば、たった1文字で意味を表現できます。
「言葉」で表現するのではなく「1字」で表現するのがポイントです。
直感的に意味を理解できるため、解釈も早くなります。
また、次のような「略語」も活用しましょう。
「デ」は「デートの予定」という意味。
「周」は「周知をする」という意味。
「電」は「電話をする」という意味。
「旅」は「旅行の予定」という意味。
略語ですから、すぐ書き込むことができますね。
もちろん紹介した内容はほんの一例です。
あなたの好みに合わせて、わかりやすい記号を使いましょう。
これなら速記を学ぶ必要はなく、特別な技能も不要です。
ビジネスでもプライベートでも幅広く活用できます。
今すぐメモを早く、わかりやすく、理解しやすくなる方法なのです。