ある日、ニュース記事を読んでいたとき「睡眠不足は太りやすい」という医学リポートを目にしたことがありました。
初めて知ったときは「そんなまさか!」という気持ちでした。
しかし、自分を含めて、周りにいる友人や知人に当てはめて振り返ると、たしかによく当たっていました。
なぜ、睡眠不足になると太りやすくなってしまうのでしょうか。
リポート結果によると「睡眠不足によってストレスをためやすい体質に変わり、食事の量が自然と多くなってしまうから」でした。
自分にも心当たりがあり「なるほど」とうなずいてしまいました。
たしかに睡眠不足で眠いと、元気もやる気も力も出ません。
生活でもミスが多くなります。
ささいな出来事も、普段以上に大きなストレスのように感じます。
そのストレスが増えた結果、吐き出すために食事の量が多くなり、太ってしまいます。
私の人生を振り返っても、事実、そういう時期がありました。
受験勉強のため睡眠不足になっているときには、ため込んだ疲れやストレスを「食」に向けて吐き出してしまうことがありました。
また、人間関係やそのほかの悩みなどでため込んだフラストレーションを「食」に向けて吐き出してしまうこともありました。
してはいけないとわかっていても、ストレスを吐き出したい気持ちは自然と湧き上がってきます。
ストレスが多くなると、やはり食事の量が自然と多くなってしまいます。
甘いものを食べたくなったり、ジャンクフードに手を出したくなったりする気持ちも、いつも以上に大きく感じます。
当然ですが、体重も増えていました。
ダイエットといえば、食生活を調整したり、運動をしたりなどを初めに考えてしまいがちです。
しかし、意外なことに睡眠もダイエットに深く影響を及ぼしています。
あなたはいかがでしょうか。
睡眠時間は、十分に取れているでしょうか。
最低6時間以上は寝て、疲れをしっかり残さないことが重要です。
本来ストレスを解消できる睡眠ですが、睡眠時間が短いと効果も半減なのです。