夜に輝いていた小さな月は、昼間になると見えなくなります。
決して月が消えてなくなったわけではありません。
昼間は太陽がさんさんと輝いて空が明るすぎるため、月が見えなくなっています。
普段の私たちも明るいときは、当たり前の大切さに気づけません。
昼間に消える月のように、明るい幸せな状況では、小さな幸福にはなかなか気づきません。
存在に気づかなければ、感謝をすることもありません。
しかし、人生ではどん底を経験するときがあります。
真っ暗なときには、ささいなことが明るく感じられるはずです。
真っ暗の夜ほど小さな月の光が輝いて見え、たしかにそこにある存在に気づくはずです。
どん底を経験しているときは、今まで気づかなかった当たり前の大切さに気づく機会にしましょう。
暗いときだからこそ、今まで見えなかった小さな幸せや感謝が痛切に感じられるはずです。