執筆者:水口貴博

ほかの人と差をつける30の仕事術

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学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。

学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。 | ほかの人と差をつける30の仕事術

仕事を定時で終わらせるかどうかは、仕事力があるかないかの、1つの基準になります。

たとえば学校では、勉強のできない人ほど、居残りで勉強をさせられます。

ほかの人より学力がよくない人は、足りない学力を補うために、居残って勉強をすることになります。

逆に言えば、居残りがない人は、成績が優秀という意味です。

時間内に覚えることをしっかり覚え、テストで合格ラインを取ることができているということです。

仕事も同じです。

仕事のできない人ほど、居残りで仕事をすることになります。

それが「残業」です。

残ってまでこなさなければいけない仕事がある時点で、何かがおかしいです。

仕事の効率が悪かったり、量が多すぎたり、協力できていなかったり、管理ができていなかったりと、理由はさまざまでしょう。

学校の居残りがそうであるように、仕事の残業も、あるということは「よくない」という警告です。

本来、優秀な人ほど、定時で帰ります。

定時までに間に合わせるように、仕事に集中して、スピードがあります。

ほかの人より差をつけようと残業するのは、逆効果です。

定時を過ぎると、職場の雰囲気がだらだらになり、余計に仕事に集中できなくなります。

本当に仕事力を身につけたければ、定時までに帰れるように業務中は仕事に集中します。

定時で帰った後に、本を読んだり、セミナーへ出かけたりして、勉強すればいい。

しかし、世の中には残業を「ほかの人より努力している」と思っている人が、いかに多いことでしょうか。

「ほかの人より努力している」のではなく「ほかの人より怠けている」のです。

残業をしようとするのではなく、残業がなくなるような仕事をしなければいけないのです。

ほかの人と差をつける仕事術(16)
  • 残業をしないように仕事をする。
趣味は、必ず武器になる。

ほかの人と差をつける30の仕事術

  1. 仕事で差がつくのは、1杯のお酒より、1冊の本。
  2. 仕事ができる人は、声が大きい。
  3. どんなに忙しいときでも、相手の目を見て挨拶をしよう。
  4. 資料をホチキスで留めるときは、横向きではなく、斜め45度。
  5. 「なんとなく」だけで発言しない。
  6. 雑用ほど、差がつきやすい仕事はない。
  7. 仕事は与えられるものではない。
    取りに行くものだ。
  8. お金やプレゼントは、与えた分だけ減る。
    気配りや励ましは、いくら与えても減ることはない。
  9. 仕事のできる人は、同じ種類の仕事をまとめて一気に片付ける。
  10. 仕事のタイミングによって、印象・難易度・進み具合に違いが出る。
  11. 真面目なオーラは、背筋から出る。
  12. 倒れるときも、ただでは倒れない。
    何とか前に倒れようと努力する。
  13. だらだら話す人からは、走って逃げろ。
  14. 集中力こそ、仕事の重要ポイント。
  15. 自発的になるだけで、仕事のストレスは激減する。
  16. 学校では、勉強のできない人ほど居残りをする。
    社会でも、仕事のできない人ほど残業をする。
  17. 趣味は、必ず武器になる。
  18. 当たり前の姿こそ、一番信頼のできる姿。
  19. 「締め切り」に、プロとアマチュアの違いが表れる。
  20. 「曖昧」をなくし「はっきり」を心がける。
  21. 言葉に加えて、身ぶり手ぶりを加えよう。
  22. 高価なスーツは、自信や信用につながる。
  23. もう一踏ん張り頑張って、小さな差を積み上げる。
  24. 他人の悪口を言わないのは、難しい。
  25. 諦めさえしなければ、成功は必ずやってくる。
  26. 人が嫌がる仕事は「自分のレベルを上げる挑戦」と考えればいい。
  27. 刺激がなくなれば、自分から求めに行けばいい。
  28. 仕事は、内容を覚えるより、流れを理解する。
  29. 行き詰まったら、素直に人に相談する。
  30. プロとは、当たり前のことを当たり前にする人のこと。

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