「褒めること」と「悪口を言わないこと」は、どちらのほうが重要でしょうか。
褒めることは、コミュニケーションに花を加えることです。
悪口は、コミュニケーションに泥を塗ることです。
結論から言えば「人の悪口を言わないこと」のほうが圧倒的に重要です。
はるかに実行が難しいことです。
褒めて、花を加えるのは後回しでもいいですから、とにかく悪口を言って泥を塗らないことを最優先としましょう。
他人の悪口を言ってしまうと、あなたのイメージが落ちてしまい、信用・信頼の失墜につながるからです。
仕事において、信用・信頼の失墜は大きなダメージになります。
取り戻すまでに時間がかかります。
しかし、です。
他人の悪口を言ってはいけないとわかってはいるものの、それを完全に実行するのは、難しいです。
社会に出て、さまざまな人とコミュニケーションを取っていると、その難しさがわかります。
社内には、1人や2人、人の悪口が大好きな人がいます。
悪口好きな人たちと一緒にコミュニケーションを交わしていると、いつの間にか悪口に発展していることがあります。
悪いとはわかってはいるものの、話の勢いから、気づけば自分も他人の悪口に参戦していることがあります。
悪口が悪いとわかってはいても、それをしないようにするのは、かなりの努力と意識が必要です。
では、悪口を言わないように心がけるためのいい方法はないのでしょうか。
悪口を言う人とは、距離を置けばいい。
すべての人と仲良くしようとするから態度を変えて接する必要が出てしまい、ストレスになります。
距離を置けば、接点が少なくなるため、つられて悪口を言ってしまう危険も減ります。
もちろんあなたが悪口を言われてしまう立場になることもあるでしょう。
悪口を言うくらいだったら、言われるほうがましです。
それはきちんと見る人が見れば、わかってくれます。
悪口を言わないために、知恵を振り絞りましょう。