私たちが普段通っている道に、決断は不要です。
学校までの通学路に「どの道を通ろうかな」と考えませんね。
会社までの通勤に「スーツは何を着て、どの電車で、どの道で」とは考えません。
どんなに朝が眠くてぼうっとしても、不思議と勝手に体が動いて、できてしまいます。
「いつもと同じようにすればいい」
そう思っているから、できるのです。
頭を動かさなくても、体が勝手に動きます。
いつもと同じようにすればいいだけですから「考える」必要もなく「決断する」必要もありません。
私たちは、いつの間にか、毎日同じことの繰り返しで生きています。
同じことの繰り返しには、思考も決断も必要ありません。
どんどん脳は衰えるのです。
体は動いていても、脳は眠っている状態なのです。
決断が必要なのは「いつもと違ったことをするとき」です。
新しいことを始めるためには、決断する必要があります。
いつもと違ったことをするときに「やってみよう!」と脳が動き始め、活性化されます。
決断できない人は、いつも同じことばかりを繰り返しているからです。
同じことばかり繰り返しているから、脳は衰え、その証拠に「決断力」が失われています。
脳を鍛えるためには、決断することです。
結果はどうであろうと、自分から決断して、いつもとは違ったことをするのです。
脳の筋トレです。
どんどん決断する癖をつけましょう。
決断しなければ、何も始まりません。
人生は、決断の連続です。