「この仕事、できる?」
上司から仕事の依頼があったとき、あなたはこう思います。
「できるかもしれないし、できないかもしれないし……」
判断が難しい微妙な依頼がありますね。
特に初めての仕事は、難易度のイメージがわかず、判断に迷います。
しかし、成長のためであれば迷うことはありません。
「できます!」と言ったほうがいいのです。
できないような不安があっても、多少の嘘で「できます!」を言ってしまいましょう。
できない部分はどうするのかというと、引き受けてから必死になって勉強するのです。
嘘を真実に変えてしまえばいいのです。
「できるかもしれないし、できないかもしれないし……」という曖昧な返事をしていると、上司はいい顔をしません。
「仕方ない。ほかの人にお願いする」
せっかくのチャンスを逃してしまいます。
チャンスは一度きりです。
わずかなチャンスをつかむ人には、スピードがあります。
スピードを生かすためには、最初に嘘をついておき、後から真実に変えてしまえばいいのです。
「これだ!」と思ったチャンスは、最初につかんでおきます。
「必要かな、どうかな」と考えてからチャンスをつかむのではなく、つかんでから考えるのです。
嘘をついてチャンスをつかんでから、真実に変えてしまえばいいのです。
スピード人間は嘘つきでありながら、嘘を真実に変えます。
できなくても、後から勉強してできるようになれば、嘘ではなくなります。