速くしたいからとはいえ「焦る」のはいけません。
焦るのは、精神的に余裕がない証拠です。
焦って行動している姿は、たしかにスピード人間のように映ります。
しかし、そんな人の表情には余裕がありません。
ただ速くすることだけしか考えていないと、焦りに変わってしまいます。
それになにより、間違いや失敗をしやすくなるという副作用があります。
間違いや失敗をすれば、回復に時間がかかり、結果として遅くなります。
本当のスピードとは、落ち着いて間違いや失敗を未然に防いでいる状態のことをいいます。
どんなにスピードを意識しても、常に「落ち着き」だけは失わないようにしましょう。
落ち着きがある状態で速くすれば、間違いをすることはありません。
間違いや失敗さえなければ、多少のスピードが遅くても、結果として速く進みます。
キーボードのタイピングで重要なことは「いかに間違えないでタイピングできるか」です。
ただ速く打つことを意識していると、ミスタイプが多くなります。
間違えてタイプしてしまうと、修正するために時間がかかり、結果として遅くなります。
落ち着いていれば、ミスや間違いが減るため、結果として速くなるのです。