待ち合わせをすると、3通りのパターンにわかれます。
人間とは面白いもので、たいてい早く来る人はいつも早く来るし、遅れてくる人はいつも遅れてきます。
その人が心がけている習慣が、行動にそのまま反映されているからです。
スピード人間は、もちろん(1)「約束の時間前に来る」というパターンです。
「早く来れば、待たないといけないよ」という批判を言うのは、決まっていつも遅れてくる人です。
実は、早く来たほうが、いろいろな面において有利になることを知っているのです。
早く来れば、心を落ち着かせて待てます。
乱れた髪を整えたり、お手洗いを済ませたり、息を整えたりと、時間に余裕があるからこそできます。
もちろん早めに来るほうが、立場的に有利になれます。
遅れてくると「待たせて悪いな」と引け目を感じます。
早く来た人の発言は自然と有利になり、立場が上になります。
「先手必勝」という言葉がありますが、まさにこのことです。
ぎりぎりに快感を抱くのではありません。
早めに行動することに快感を抱いてほしいのです。
スピード人間は、進んで「待つ側」になろうとします。
先手を打つことができ、勝ってしまうのです。