「ストレスがたまっています」
こんな悩みを言う人は、日々の生活に大きなストレスがあるのかと思います。
「どんな生活をしているのか」と尋ねると、いつも似たような返事が定番です。
睡眠時間が短いのです。
「睡眠時間が短いから、ストレスをためているだけではないか」という理由に気づきます。
ストレスのある生活以前に、寝ない生活に問題があります。
私たちは、起きて普通に生活している以上、少なからず、刺激を受けることになります。
視覚、聴覚、臭覚、触覚、味覚という五感をはじめ、通学、勉強、仕事、それぞれがストレスです。
一つ一つは小さな刺激でも、積み重なると大きくなります。
これらは普通に生活しているうえで、必ず受けるストレスですが、通常、睡眠を取っていれば問題にはなりません。
問題になるのは、睡眠時間を削って、ストレスそのものを次の日まで持ち越している場合です。
つまり「ためている」のです。
ためているから、生活が苦しく感じますが、ただ寝ていないだけですから当然です。
ストレスに悩んでいる人にまず改善してほしいのは「睡眠時間」についてです。
睡眠時間を8時間とってみれば、今のストレスの大半は消えます。
生理的欲求には素直に従うことです。