「おや。こんなところに、お金が落ちている!」
道端を歩いていると、ときどき落ちているお金を見かけることがあります。
財布にお金を入れる瞬間、うっかり道に落ちたのでしょう。
落ちているお金を見つけたとき、あなたはどのような態度を取るタイプですか。
お金に対してどんな気持ちを持っているのかが表れる瞬間です。
ここで、お金を拾うのが卑しいことだと考える人がいるのです。
「お金を拾うなんて、恥ずかしい」
「品性がないことではないか」
「貧乏人だと思われないかな」
まったくそういうことを考える必要はありません。
お金を拾うのは、恥ずかしいどころか、素晴らしいことです。
お金は、経済を循環するものです。
道端に落ちているお金は、何らかの事情で、経済循環から取り残されてしまった状態です。
仲間外れになっています。
1人きりは寂しいですね。
だからこそ、あなたが拾って助けてあげましょう。
きちんと立ち止まってお金を拾えば、再び経済循環に戻ることができるのです。
お金を助けていると言えます。
お金を拾う人は、卑しい人や貧乏人ではなく、助けている人です。
お金に対する愛情がある人です。
そういう人がお金から好かれます。
たとえ1円でも、拾いましょう。
1円くらい拾っても仕方ないと思うのは、金銭感覚があるとは言えません。
1円でも、お金はお金です。
お金は、助けてくれる人のことを好きになります。
1円でも拾った人をお金は「何て優しい人なのだろう。おかげで経済循環に戻れます。お礼として友人を紹介します」と喜んでいます。
そういう優しい心を持った人こそ、お金から好かれるのです。
後日、お金がお金の友人を連れて、再び戻ってくるのです。