「これが本当に自分のやりたいことか」
ときとして、判断に迷うことがあります。
そうしたときには「これで一生生きてもいいか」と考えてみることです。
一生という長期的な視野から考えて「それでもこれがいい」ということが、本当にあなたのやりたいことであり、やるべきことです。
これを「使命」といいます。
使命とは「使わされた命」と書きます。
あなたがこの世に誕生したのは、あなたの意思ではなく、神の意志、宇宙の意思です。
誕生したのではなく、誕生させられた事実に気づき「自分の命は何に使うのか」と考えるのです。
本当にやりたいことに打ち込むとき、使命を果たしている瞬間です。
あなたの命を少しずつ削りながら、どきどき、わくわく、うきうきという火花が飛び、命を有効に生かせます。
使命に生きるとは、自分を最大限に発揮して生きるということなのです。
「これが本当に自分のやりたいことか」と迷うことは、期間という目安で考えてみるといいでしょう。
「これを一生続けてもいいか。一生続けてやりたいことか」と考えて「ずっと続けていきたい」と思えばその道に進むことです。
しかし「一生続けるまでのことではない。続ける自信はない」というなら、短期的な欲を満たすために行動しているのです。
食いぶちを稼ぐため、生活するため、周りに流されているため、友人に勧められたためなど、さまざまな理由が考えられます。
どれも本当の自分の生き方ではありません。
本当の自分の生き方をしているとき、わくわく、うきうきせずにはいられなくなります。
そういうふうに人間はできているし、そういう生き方が人として一番自然の流れに沿う生き方なのです。