さあ、あなたに質問です。
ここに10種類のスポーツがあります。
このうち、あなたに一番向いているスポーツはどれでしょうか。
どれも普段なかなか経験できないような、珍しいスポーツをあえて挙げてみました。
中には一度も経験したことのないスポーツもあることでしょう。
だからこそ、この質問にはうってつけです。
「このスポーツかな」「あのスポーツかもしれない」といろいろ考えることでしょう。
しかし、どれも「~かな」「~かもしれない」という曖昧な答え方しかできない。
経験したことがないからです。
一度も経験したことのないことは、抽象的な答えしか出せないのです。
どれが一番向いているスポーツかをはっきり知るためには、一度そのスポーツを体験すればいい。
実際に自分の身をもって体験して、そこで感じたことを元に判断すれば、一番正確で確実です。
最も具体的で、感触や言葉では表現できないことを感じることができます。
すべてを経験するためには少々量が多いかもしれませんね。
しかし「経験することで、相性を具体的に知ることができる」と思えば、自分を知る手がかりになります。
あなたが、人生においてやりたいことを見つけることも、これと同じなのです。
頭ばかりで、考えていませんか。
「これかな、あれかな」と想像ばかり、していませんか。
その方法では、どれも「~かな」「~かもしれない」という曖昧な答えしか出てきません。
一番自分に適していることを探すためには、単純に一度経験すればいいことです。
難しいテクニックでも、何でもありません。
年齢に関係なく誰でも一度経験すれば、具体的な感触をつかめます。
本を読んだり、人の話を聞いたりするだけではわからない、言葉では表現できない感覚です。
本には難しいと書いていることでも、自分には意外に簡単かもしれません。
他人からの評判が悪いことでも、自分には意外に好印象かもしれません。
どれも実際に一度体験しないことにはわからないことです。
やりたいことを見つけるための一番のキーポイントは、行動力です。
さまざまなことにたくさん経験すればするほど、自分の適性や個性が見つかります。
面白く感じることを見つけるためには、たくさん行動して初めて知ることができるのです。