公開日:2023年11月11日
執筆者:水口貴博

ピンチを楽しむ30の方法

20

普通のトラブルを、ピンチと呼ばない。

普通のトラブルを、ピンチと呼ばない。 | ピンチを楽しむ30の方法

「トラブル」と「ピンチ」を区別することです。

トラブルとは、もめごと、故障、不調のことをいいます。

ピンチとは、追いつめられて非常に苦しい状況のことをいいます。

それぞれ似て非なるものであり、意味が異なります。

「トラブル=ピンチ」のときもあります。

たとえば、大きなトラブルの場合や、やり直しの利かないトラブルの場合は、同時に苦境に立たされている状況でもあります。

そういう重大トラブルの場合であれば、ピンチと言うこともできます。

しかし、普通のトラブルなのに「ピンチ! ピンチ!」と騒ぎ立てる人がいます。

  • 仕事で小さなミスをしただけで「ピンチ」と言う人
  • 人と軽く口論しただけで「ピンチ」と言う人
  • 肌に小さな吹き出物が1つ出ただけで「ピンチ」と言う人

どれも大げさです。

こういう人は、ピンチが口癖になっています。

何でもかんでも「ピンチ、ピンチ」と言わないことです。

ピンチとは「後がなくぎりぎりの状況」という意味であり、ささいなトラブルのことをピンチと呼ぶのはふさわしくありません。

ピンチは、強い言葉です。

必要以上のストレスを感じてしまい、焦りや不安を助長させる結果となります。

ぶるぶる震えたり、変な冷や汗をかいたり、無駄に涙を流したりするのです。

周りにも誤解を与えます。

「ピンチと騒いでいるが、よく見たら小さなことじゃないか」と思われ、信用を落とすことになります。

何でも大げさに言っていると、愛想を尽かされます。

「お騒がせな人」として認定され、言葉を信じてもらえなくなるのです。

普通のトラブルを、ピンチと大げさに言っていないか振り返ってみてください。

ピンチという言葉は、ピンチのときに使うものです。

ピンチを楽しむ方法(20)
  • トラブルとピンチを区別する。
「どうでもいい」ではなく「何とかする」と考えよう。

ピンチを楽しむ30の方法

  1. ピンチは、神様からの抜き打ちテスト。
    どれだけ難しくても、必ず解法が存在する。
  2. ピンチにパンチをお見舞いしよう。
  3. 解決策が見つかれば、ピンチの半分は終わっている。
  4. なぜ占いの結果が良いのに、ピンチが起こるのか。
  5. 「人の力を借りることも仕事の1つ」
  6. ピンチは、にこにこしながら対応するのが良い。
  7. ピンチのない人生ほど、つまらない人生はない。
  8. 修正を楽しむ。
    改善を楽しむ。
  9. ピンチのときに聴く音楽を決めておこう。
  10. 人のアドバイスに「なるほど」と答える人が、ピンチを乗り越える。
  11. 形だけの謝罪だから、許してもらえない。
    心からの謝罪だから、許してもらえる。
  12. ピンチのときの借金には、十二分に注意する。
  13. トラブルが起こったら、自分にお祝いの声をかけよう。
  14. ピンチを乗り越えた快感は、ピンチを乗り越えた人しか味わえない。
  15. ピンチのときこそ、ストレス対策が重要。
  16. 「お知恵を拝借させてください」のフレーズを使えば、快く相談に乗ってもらえる。
  17. 叱られたら「申し訳ございません」から始めることが大切。
  18. ピンチのときほど「配慮の心」を忘れない。
  19. 同じ立場の人を思い浮かべると、安心感が生まれ、やる気も湧いてくる。
  20. 普通のトラブルを、ピンチと呼ばない。
  21. 「どうでもいい」ではなく「何とかする」と考えよう。
  22. どれだけ大変なピンチでも、法に触れることはしない。
  23. 「何もしないのがベスト」ということもある。
  24. 「かっこいい姿を見せたい」という気持ちも、素晴らしいモチベーション。
  25. トラブルが多いのは、たくさんチャレンジができているからだ。
  26. スムーズに仕事をする上司だからといって、今までトラブルがゼロだったわけではない。
  27. 相談しても、相談しまくるな。
  28. できないときは、できないことをはっきり伝えるのが良い。
  29. 「知っていることばかりだった」より「大切なことを再確認できました」。
  30. ピンチを乗り越えた後は、お礼行脚。

同じカテゴリーの作品

2:24

関連記事

© HAPPY LIFESTYLE CORPORATION