ピンチになったとき「どうでもいい」と言う人がいます。
「どうにでもなれ」
「もうどうでもいいよ」
「この先どうなってもかまわない」
人から応援されても「どうでもいい」と投げやりな言葉を吐くのです。
たしかに絶望的なピンチはあるものです。
手の施しようがない状況でどうしていいかわからず、未来に光が見えないときがあります。
うまくいかないことが続くと、心が折れそうになります。
だからといって「どうでもいい」とは言わないことです。
「どうでもいい」は、自暴自棄の言葉です。
自暴自棄の言葉を吐いたところで仕方ありません。
ますます自分が腐るだけです。
考えることも努力することもしなくなり、最悪の事態に向かって一直線です。
ネガティブな言葉を吐くと、負のオーラが出ます。
誰も助けてくれなくなり、手を差し伸べてくれる人もいなくなります。
無計画で投げやりな行動が増えてしまい、ピンチがますます深刻になります。
思うようにならないことが続いても、自暴自棄に走ることだけは避けることです。
大切なことは、未来に希望を持つことです。
どんなピンチであっても、必ず解決策があり、未来に続く道があります。
苦しい状況だとしても、自暴自棄になることなく、希望を持って立ち向かうことが大切です。
「どうでもいい」と言いそうになったら、代わりに「何とかする」と言い換えてください。
「何とかする」は、希望を見いだす言葉です。
具体的に何をどうすればいいかわからなくてもいいのです。
何とかすると思えば、ポジティブになれます。
「とりあえずやってみよう」「難しくても、できる限りのことはしてみよう」となります。
目線が上向きになり、光が見える。
何とかすると思えば、不思議と大丈夫な気がしてくるのです。
根拠のない自信を持つことも大切です。
「何とかする」と思いながら考えていると、ぽんと名案が浮かんだり、進むべき道が見えてきたりします。
「何とかする」と思っていると、本当に何とかなるのです。