誰もが「ピンチなんて経験したくない」と言います。
「ピンチを経験したいですか」と聞かれたら、誰もが「NO」と即答するでしょう。
では、逆に考えてみてください。
ピンチが1つもない人生となると、どう感じるでしょうか。
それはそれで面白くありません。
つまらない人生と感じるはずです。
平和なのはいいのですが、平和すぎます。
たんたんと過ぎるだけの毎日になります。
ピンチのない人生ほど、つまらない人生はないのです。
人生は、山あり谷ありだからいいのです。
ときどきピンチがあるから、人生の張りとなり、豊かさにつながります。
ストレスやプレッシャーがあってはらはらしますが、それもまた人生を楽しくさせるスパイスです。
後から振り返ったとき、良い思い出にもなります。
就職活動では面接があります。
面接の定番質問の1つに「これまでで一番つらかったことは何ですか。どう乗り越えましたか」があります。
今までピンチを1つも経験したことがないと「特にありません」と答えるしかなくなって、微妙な空気が流れます。
忘れてならないのは「ピンチはチャンスに変えられる」ということです。
ピンチの状況をうまく生かせば、マイナスからプラスに変えられます。
ピンチがあるということは、チャンスが得られるということです。
ピンチがたくさんあるなら、それだけチャンスもたくさん得られます。
チャンスが得られると、人生の豊かさにもつながります。
ピンチがあることに感謝しましょう。
突然やってきたり、苦労させられたりするかもしれませんが、それでいいのです。
ピンチのある人生だからこそ素晴らしいのです。
ピンチを経験して、しっかり乗り越えましょう。
良い経験ができれば、面接で質問されたときも、びしっと答えられます。
ピンチのある人生を「素晴らしい人生」と呼ぶのです。