魚釣りは、釣れる日と釣れない日があります。
釣れる日は、1時間に10匹釣れます。
場所やタイミングがどんぴしゃのときは、面白いくらいにどんどん釣れます。
抜群の釣果に恵まれ、胸を張って帰宅できるのです。
一方、釣れない日は、1時間に1匹も釣れません。
釣りざおにまったく反応がなく、静かな時間が過ぎます。
ひたすらじっとしているばかり。
「今日は釣れない日になりそうだ」という気持ちになり、あくびが出てくるのです。
釣れない日もあっていいのです。
釣れないからといって悪いこととではありません。
魚が釣れない日は、のんびり静かな時間を楽しみましょう。
ゆらゆら揺れる水面をぼんやり眺めていると、不思議と心が和みます。
静かな時間が心地よく感じられる。
つらいことや嫌なことも忘れられます。
これはこれでストレス解消の時間となります。
釣れない原因を考えるのも、頭の体操になります。
「餌が悪いのかな? 針の種類かな? 場所が悪いのだろうか?」
あれこれ原因を考えてみるのも、ゲームのように感じて面白いものです。
餌や針の種類を変えてみたり、別の場所に移動してみたりすると、状況が好転するかもしれません。
釣り仲間と一緒に来ているのなら、会話を楽しむのも良し。
釣れないときは暇ができるので、雑談にはもってこいです。
海を眺めながら話していると、いろいろな雑談が弾むでしょう。
魚釣りは、釣れる日もあれば、釣れない日もあります。
どちらも釣りの醍醐味です。
自然を相手にしたエンターテインメントです。
どれだけ計算しても、思ったようにうまくいかないことがあります。
釣れない日は、釣れない時間もたっぷり楽しみましょう。
釣れなくても、釣れないなりの楽しみがあります。
釣れない時間を楽しめば、釣果はなくても、別の収穫が得られるのです。