あるとき人から「元気がないですね」と言われることはありませんか。
本当に元気がないときに言われるのなら、まだわかるのです。
寝不足だったり落ち込んでいたりするときは、元気のない様子が出てしまうのも仕方ありません。
そういうときは、自然と表情がなくなり、目線も下向きになり、周りから「元気がないですね」と言われることが増えるでしょう。
あなたのことをよく知っている人であれば、いつもと違う様子にすぐ気づくでしょう。
しかし、普段通りにもかかわらず「元気がないですね」と言われたなら、イエローカードです。
知らず知らずのうちに、活力のない雰囲気が出ているということです。
そういうふうに見えているということです。
自分では普段と変わらないのに「元気のない人」と誤解されるのは不本意でしょう。
人から言われた言葉は、おおむね正しいと考えてください。
普段通り元気にもかかわらず「元気がないですね」と言われることがあれば、自分の振る舞いをチェックしてみてください。
無意識のうちにため息が出ているのかもしれません。
いつの間にか暗い表情になっていたり、うつむきがちの姿勢になったりしているのかもしれません。
自分の態度や表情を振り返ってみて、元気のない様子に心当たりが見つかったら要改善です。
元気であれば、元気な様子に見えるよう、外見を整えてください。
前を向き、背筋を伸ばし、口角を上げましょう。
ため息やネガティブな発言にも気をつけてください。
まだその人が指摘してくれたから良かったのです。
指摘してくれなければ、ずっと気づかないまま「元気のない人」という誤解を周りに与えていたでしょう。
そういう意味でも、わざわざ指摘してくれた人に感謝することが大切です。