成功するためには「勉強」が必要です。
成功者はみな、勉強家です。
毎月何冊も本を読んでいて、日頃から大量の活字に触れています。
本は、先人の知識、知恵の結晶です。
本を読むことで、人生の予習ができます。
勉強をすることで、仕事に必要な知識が得られたり、余計な失敗を避けたりできるのです。
一方で、成功するためには「行動」が必要です。
行動しなければ、ゼロです。
どれだけ知識があっても、行動しなければ意味がありません。
成功者には、圧倒的な行動量があり「多動」という共通点があります。
行動することで結果が得られ、その結果の積み重ねが成功へとつながっていくのです。
ここに矛盾が生じます。
勉強していると、行動する時間がありません。
一方、行動していると、勉強する時間がありません。
「おや、これは困ったぞ」となります。
成功を目指す人が、遅かれ早かれ気づくことであり、難しい課題です。
では、どうすればいいのか。
行動しながら勉強するのです。
いちいち行動と勉強を分けません。
勉強と行動を同時にします。
成功している人はみな、行動しながら勉強しています。
それを特別なことだと思っておらず、当たり前のこととして取り組んでいます。
行動と勉強を同時に行うには「隙間時間」の有効活用が欠かせません。
私たちの日常生活には数多くの隙間時間が点在しています。
待ち時間、移動時間、食事時間。
「勉強する時間がない」という人は「勉強は、座ってするもの、まとまった時間にするもの」という考えにとらわれています。
椅子に座って勉強するイメージにとらわれないことです。
どれだけ忙しくても、隙間時間をフル活用すれば、勉強時間は確保できます。
「隙間時間では勉強に集中できない」という声が聞こえてきそうですが、実際はそうでもありません。
行動しながら勉強するほうが、脳の血流量が高くなるため、すいすい頭に入ってきます。
書店で立ち読みをしたとき、本の内容がすいすい入ってきますが、それと同じ状態です。
二宮金次郎はまきを背負って歩きながら勉強しました。
まきを背負って歩きながらだったからよく勉強できたのです。
また勉強と行動を同時にすれば、学んだことを即実践に移せるため、身につきやすくなるメリットもあります。
インプットとアウトプットのサイクルが生まれることで、成功が加速します。
成功したいなら「行動しながら勉強する」の一択なのです。